エアコンのお役立ち情報

エアコン内部のカビは、運転中より運転停止後によく発生すると言われています。その理由はエアコンの冷却装置です。冷却装置はエアコンの運転中、空気を冷やすために冷たくなりますが、その運転を停止すると周囲の温度に引っぱられるように冷却装置の温度も上がっていきます。この上がっていく過程で結露ができ、カビが発生しやすい環境になってしまいます。

それを防ぐためにエアコンの送風運転です！冷房使用後に送風を行うことで、エアコンの内部が乾かされ結露が発生しにくくなり、カビの予防になります。

最近のエアコンですと「停止ボタンを押したのにエアコンが動いたまま」と思うことありませんか？これは冷暖房使用後に自動で送風になり、結露を防止しているためでもあります。そのような機種は強制的に停止にせず、そのまま送風させておくとカビ予防に効果的です！

フィルターをキレイにすることによって、エアコン内部におきるカビの繁殖を防止することができます。エアコン内部をご家庭で分解して掃除するのは故障の原因にもなるため、業者に任せてクリーニングをしてもらう必要がありますが、フィルターのお掃除は簡単に出来ます！フィルターはホコリも溜まりやすく、エアコン本体の機能低下にも影響が出てしまうので、ホコリを見つけたら取り除きましょう。

フィルターのお手入れは、まずホコリを取り除くことです。フィルターを外す前に掃除機で吸うとホコリが舞うことがなく効果的！掃除機で吸うだけでも十分な場合もありますが、エアコンの使用頻度の多かった月に水洗いをしておくとなお効果的です。中性洗剤と柔らかいブラシで汚れを落とし、陰干しすると良いでしょう。

電気代の節約のため、こまめに電源をオフにしている方も多いかと思いますが、実はエアコンで１番電力を使うのはスイッチをオンにし、起動させたタイミングです。こまめにつけたり消したりしているとエアコンの起動させるタイミングが増え、かえって電気代がかかってしまいます。設定温度で維持すれば最小限の電力で済むため、必要以上にスイッチをON／OFFするのをやめましょう。

エアコンを使っても暖かい空気は上に、冷たい空気は下に溜まってしまいます。部屋の温度を一定にするには空気の循環が必要になるため扇風機との併用がオススメです！扇風機で風の流れを作ることで空気が循環され、部屋全体が快適な温度になります。エアコン本体の設定を変える必要がなくなるため、電気代の節約に繋がります！

室外機はエアコンの心臓部ともいわれているため、周りに物があると空気の循環がしづらくなりエアコンの運転効率が悪くなってしまいます。室外機の上に物を置いているというご家庭も多いですが、室外機の周りは整理しておくことで空気の循環効率が良くなり電気代の節約に！

タバコのヤニ汚れを落とす方法はいくつかありますが、新品のようにキレイにすることは難しいです。一度汚れてしまうとなかなか元には戻らず、時間が経つとなおさらキレイにするのに時間がかかりますし、黄ばんだ色が残る、イヤな臭いが消えないなんて事も。

なのでエアコンを汚さないことが第一です、ご家庭のなかでタバコはエアコンのある部屋で吸わないなどの工夫が大切です。また、汚れはできるだけ早く取り除くことが黄ばみや臭いへの対策になります。こまめなお手入れがキレイを長続きさせるコツです！

それでもエアコン内部の汚れなど、ご家庭では落とせる汚れに限度があるので本格的な掃除はプロのエアコンクリーニング業者にお願いすることをオススメします。

重曹はアルカリ性なので、油汚れや油性のタールによるヤニ汚れに効果的です！時間が経った黄ばみまでは落とせませんが、早い段階での対策としてはオススメです！

お湯に重曹を入れて溶かした物をスプレーなどに詰め、吹きかけてから固く絞った雑巾などで拭いてください。最後に乾拭きして水気を取ればOK！

今、人気のお掃除機能付きエアコンですが、実はフィルターについているホコリしか落としていないものがほとんどで、エアコン内部の汚れは落としきれていません。油汚れはフィルター以外にもついてしまうため、お掃除機能の行き届かない内部が油で汚れたままになってしまいます。またお掃除機能が作動する事で油のついたホコリが張り付いて余計に汚してしまう事もあるので注意が必要です。